リングピロー 手作りキット 東急ハンズ

同棲して半年、プロポーズを受けて結婚することになりました。

もともと結婚願望が強かった彼、結婚願望がなかった私。私は結婚式というものに出席したことがなくゼクシーなども一度もみたことがありませんでした。

漠然と結婚式というものはお金がかかるしやらなくてもいいんじゃないかと思っていたのです。しかし、そんな私とは正反対で結婚式に何回も出席し結婚式に憧れがあった彼は私に代わって結婚式の準備を頑張りました。

まずは一緒にゼクシーを購入し熟読しました。見ているうちに徐々に私も楽しくなり結婚式をしたくなってきました。

とりあえず一度行って話しを聞いてみようということになり近くの結婚式場に行きたいと予約してみてみました。

初めて見た結婚式場は海を見ながらバージンロードが歩ける素敵な式場でした。しかし私は田舎からゲストが来るため交通の便から断念しました。

その後、交通やどういう結婚式をしたいかなどを彼と話しました。その中でお金の話になりました。

その頃、私は就職して1年で体調を壊して退職し、その後はパート。貯金がほとんどありませんでした。

結婚式にこだわっていなかった私はお金を貯めてから結婚式をしたほうがいいと提案しました。しかし彼は全部自分が出す、どっちにしろ二人のお金になるからとすべて負担してくれることになりました。

節約家で結婚願望があった彼は将来のことを考えてしっかり貯金していたので本当に尊敬し、感謝しています。

そして様々な式場のパンフレットを取り寄せて検討。最終的に式場が一番神聖なチャペル、そして価格がお手ごろだった式場にしました。

ドレスの打ち合わせなどはすべて一緒に彼と見て趣味があうので、これだというドレスに巡り合うことができました。

節約のためにブーケやリングピローなど持ち込めるものはネットや東急ハンズで購入しベールはキットを私が買って手作りしました。

招待状もキットを買ってこれは彼が手作り。

田舎からゲストがくるため、交通費を悩んでいたところ私の父がきっちり包んでくれたので助かりました。

ある程度準備が進み、あとは直前の準備だけになり、少しひと段落してきたところで彼は新婚旅行の提案をしてきました。

そして行きたい場所などピックアップしてどんどん話を続ける彼。結婚式の準備だけでも頭がいっぱいになっていた私は何故だか分からないけれど彼の前でふいに涙がでてしまいました。

マリッジブルーだったのかもしれませんが彼にも少しゆっくり準備をすすめてほしいと伝えました。

彼もわかってくれてその後は結婚式のことだけ考えて過ごせました。

料理の内容を決めたり部屋のお花など彼と一緒に式場に行くたびに現実化してきて、とても楽しかったです。

二人とも、お金を使うタイプではなかったり私がそこまで理想とする結婚式がなかったことが良かったのだと思います。

私が招待状の印刷をすべて裏返しにしてしまうなど失敗もありましたが、喧嘩にもならず彼が一生懸命ひっぱっていってくれたおかげで素晴らしい結婚式をすることができました。